3.会社を辞めなければできないことか冷静に判断しよう
こんばんは、masayukiです。
この記事をご覧の方は現在は会社にお勤めの方でしょうか、学生の方かもしれません。
学生の方でしたら起業されることをお勧めいたします。
時間が社会人より自由に使えること、フットワークが軽いこと、この二つは学生の方は圧倒的に有利な部分になります。今では開業資金がほとんど必要なく開業できる業種もたくさんあります。元手なしで開業して利益が出なければ閉業してもダメージが少なくてすみます。
学生の方の起業のデメリットは親の扶養から外れてしまうことです。元々扶養に入っていない方は問題ありませんが、扶養から外れてしまうと親が扶養控除を使えずに税金が増えてしまいます。また、ご自身が扶養控除から外れたことにより別途健康保険に加入する必要があるため月々の費用が増えることになります。
扶養関連でデメリットはありますが、起業のための時間をたくさん使え、失敗しても新卒で就職という保険が使える学生の間に起業チャンスがあれば起業をお勧めします。
では現在会社にお勤めの方の企業ですが、今の会社を辞めなければ実現でき得ない事業でしょうか。飲食店であれば一日間借りして店長をできる場所もあります。物販やインターネット関連であれば退職せずともネットで販売や仕事を受注することもできます。純粋にお金を増やしたいだけであれば、会社を辞めずに副業として事業を始めてからでも遅くはありません。
ただ今の会社の職場環境が悪かったり人間関係に嫌気がさしたり会社への不信感、恐怖心をお持ちの方もいらっしゃるかも知れません。その場合は会社を辞めてもいいと思います。精神的にしんどい部分は取り除いた方があなたの思考は良い方向に動いていきます。
会社を辞めた場合、自分の融通が効きやすいアルバイトをしながらできる範囲の事業でしたら、時給収入を確保した上で起業することをお勧めします。
時給収入はみなさんが思っている以上に大切な収入源です。その時間勤務しているだけで決まった収入を得ることは事業を始めた後はあり得ない好条件です。
一日働いても一円にもならない日もあります。むしろ光熱費などでマイナスになるときもあります。人を雇い始めたら思いの外時給で給料を支払うことが大変だということに気付かされます。
どうしても起業一本でなければ自分の事業は成功しない!という確固たる自信がない限りは副業という立場での起業をされた方が、失敗した時のリスクを減らせます。今一度冷静にあなたの事業は副業でスタートし、その延長線上で独立できるものではないか、考え直して見てください。