大阪淀屋橋にある激うま、うなぎやさん「本家 柴藤」

こんばんは、モセサミです。

先日10年ぶりくらいに会う後輩くんに「今度の食事は何食べたい?」
と、聞いたところ「うなぎが好きです。」という返事を頂いたので、最近鰻食べてないし
せっかくなら大阪のおいしい鰻食べたいな、と思い有名なうなぎやさんに行ってきました。

淀屋橋駅から徒歩5分程度のところにある「本家 柴藤」さんです。

店頭から食品ディスプレイが並び、なかなかの金額で置かれています。
私が普段食べるうなぎの倍以上します。しかも「うざく」や「う巻」などの一品が普段のうなぎを上回っています。
全てにおいて私が柴藤さんから劣っていることを認識し劣等感を頂きながら店内に入ります。

愛想のいい女将さんに出迎えられてエレベーターに乗って3階に上がります。

落ち着いた雰囲気の店内、テーブル席で4組ほど入れる店内でした。
劣等感を抱く私は隅っこの席へ・・・

到着後コースの確認。
今回はいろいろなうなぎ料理が食べたかったので
「小鉢五品」というコースにしました。

料理の最後をまむし、蒲焼、おひつまむしの3種類の中から選んでコーススタート!
ドリンクを注文して早速乾杯!
なにもアテがないのにこれから来るうなぎに期待していつもより美味しくビールだけを堪能します。
少しして一品目が到着しました。

い、一品目から肝煮だと・・・!?
一匹のうなぎから一つしか取れない肝がこんなにたくさん・・・!?
柴藤さん・・・ジャブじゃなくてガッツリストレートでOKを狙ってくるじゃないですか・・・

「うなぎの肝って、ちゃんと肝なんや・・・」
「うわ、うなぎの味がしてる・・・」
「この煮凝りみたいなところ、すごく味濃くておいしい!」

当たり前のことを、さも通のように感想を述べてあっというまにペロリ、おかわりしたい。

次は「八幡巻」
肉でごぼうを巻いたものを世間では八幡巻というそうですが、魚肉も肉、鰻でごぼうが巻かれた贅沢な八幡巻です。
ちゃんとうなぎでごぼうを巻いてから焼きを入れているそうです。
柴藤さんのインスタにも焼いている動画が上がっていましたのでよかったら検索してみてください。

普段食べるごぼうって結構味の主張が強いと思っているんですが、この八幡巻は全くしつこくなくうなぎの味を楽しむためのごぼうの味がしていました。すいません何言ってるかわかりませんね。
初めて食べるものが連続できたせいで語彙力ないことが後輩にバレまくりです。

お次は「う巻き」

うなぎを卵で巻いたやつ、です。私の知っているう巻きはちっちゃいうなぎが一本卵の中に入っているやつです。
こやつは違います。

細かく刻まれた鰻がところ狭しと卵の中に入れられています。
一本のうなぎではなくバラバラのうなぎを巻くのも技術がいるんだろうな・・・と思いました。
柔らかく、卵の味どこいったんやろってくらいうなぎの味しか覚えていません。
卵はふわふわで空気のような存在でした。

料理を待っている間、お箸袋を見ていました。
「創業享保年」と書かれており、「ふぅん・・・歴史長いじゃん・・・」知ったかぶりしようと思ったんですが、後輩くんは学生時代歴史専攻、絶対勝てる訳ないので素直に聞きました。
「享保年っていつ?」
「徳川吉宗の時代ですね。」

なるほど、徳川吉宗の時代か。長く続いた江戸時代のどこかなんやな、ということしかわかりません。

「じゃあ創業300年くらい?」
「そう。。。ですね。。。300年弱くらいですね。」

肯定しつつも、しっかり訂正されました。よくできた後輩です。

これで前半戦は終了です。
うなぎがおいしすぎてビール飲むの邪魔になってきて途中から緑茶もらい始めました。

次回は「本家 柴藤 小鉢五品コース 後半戦」です。

淀屋橋にある激うま、うなぎ屋さん「本家 柴藤 小鉢五品後半戦」